まず、下記のツイートを見てもらいたい。
Stop or start? #badUX #graphispac @uxmag @UXBooth @UXcountry @uxmatters @GoodUXBadUX pic.twitter.com/dlZ5xp6wXf
— Martí Bruno (@marti_bruno) 2015, 4月 3
単なるストップボタンとスタートボタンなのだが何か違和感を感じないだろうか。
ボタンの意味とボタンの色の意味の違いからくる違和感
ボタンを押すと「ストップ」もしくは「スタート」するという動作を文字でユーザに知らせているが、この場合、色でユーザを惑わせているといっていい。
色の効果として
- 緑・・・安心感や安定、調和を表す色
- 赤・・・危険を連想させる色、熱や暖かさを感じる
と、ユーザに色だけで上記のような効果を与えてしまう。
なので、今回の場合はストップボタンは赤色、スタートボタンは緑色に変更したほうがUXが向上するのは間違いないだろう。
ボタンにおいてUXを向上させる三つのポイント
ボタンにおいてUXを向上させるポイントに
- 文字・・・このボタンを押すとどうなるかを明示する
- 色・・・このボタンを押させたいユーザに合わせた配色
- デザイン・・・大きさや角丸
がある。
デザインは、コンバージョンにも影響を与える。一般的にはボタンはグラデやシャドウをかけたりしているが、フラットデザインにしてシンプルにしたり角丸にすることでコンバージョンが増えるといった事例もある。(フラットデザインすれば必ずコンバージョンが増えるというわけではない)
どんな文字や色やデザインがUXを一番向上させるのかはやはり、アプリやサイトごとに違っており試行覚悟はしなければならないがポイントを絞って効率的に作業してほしいと思う。