DISQUSとは
Disqusは、簡単な設定で驚くほど高機能なコメントシステムを埋め込むことができるオンラインコメントサービスです。日本ではまだあまり知られていませんが、いろんなプラットフォームのコメント機能で動作します。
プラットフォーム
- WordPress
- Blogger
- Tumblr
- Squarespace
- TypePad
- MovableType
- Drupal
- Joomla
こんな高機能で汎用性が高いDisqusのデメリットは、Disqusユーザにはコメントが見えてしまうことと、サイトが全て英語で表示されることです。英語だけってことでハードルは上がってしまいますね。
DISQUSの機能
- リアルタイムにコメントを投稿・更新する
- コメントに返信が付いたときに通知を受けとる
- コメントに画像や動画を付ける
- モバイル端末用のコメント機能
- スパムフィルタ
- ブラックリスト/ホワイトリスト
- Twitterからのリアクションを表示する
- 各ユーザが他のコミュニティで行っている活動を表示する
- Twitter, Facebookなどのソーシャルサービスとの連携
- ページやコメントに評価用のLikeボタンを付ける
- コメント管理ツール
- 他のユーザの活動を一覧する
コメント関連でいろんなことが一元管理できますね。Twitter, Facebookなどのソーシャルサービスとの連携はとてもうれしいです。でも今回はWordpressに組み込む方法を解説します。
DISQUSに登録
まずはDISQUSに登録します。Twitter, Facebookなどのアカウントでもログインできます。
登録が終わると、ログイン後の画面に遷移します。その画面の右上にあるボタンからAdd Disqus To Siteボタンを押してください。
このとき、Twitter, FacebookなどのソーシャルサービスでDISQUSにログインした方はUSERNAMEとPASSWORDとEMAILを設定しておいてください。
Add Disqus To Siteボタンを押すと下記画像のように必要項目を記入しなければなりません。
次に導入するプラットフォームを選択します。今回はWPを選択します。
選択が終わると、次はWPのプラグインを導入するように指示されます。
WPプラグイン「DISQUS」をインストール
ダッシュボードからWPプラグイン「DISQUS」をインストールして有効化してください。
そして、ダッシュボードのコメント > DISQUSを押します。すると、下記画像のようにDisqusへのログイン情報が求められるので記入しましょう。その際、Twitter, FacebookなどのソーシャルサービスでDISQUSにログインした方は、USERNAMEにシステムから与えられたUSERNAMEが設定されていますが、このUSERNAMEを入れてもプラグインでは認証できない場合があります。その際はEMAILを記入してください。
登録が終わるとプラグインの設定はこれで終わりです。
ふたたびDISQUSにて設定
DISQUSに再び戻るのですがAdminページでコメントの色んな設定をします。
Settingタブをクリックすると英語でいろいろな設定ができまが、基本は
- Site Identity > Website URL(コメント取得サイトのURL)
- Guest Commenting > Allow guests to comment(ゲストがコメントできるようにする)
上記、二つは必ず設定してくさい。その他詳しい設定ができますのでいろいろカスタマイズしてみて下さい。
ふたたびWordpressにて設定
最後にコメント欄を表示させたいテンプレート(single.php, page.php, etc..)に下記を記述します。
<?php comments_template() ?>
これで完了です。動作確認すると下記のように表示されました。
英語というのが難所ですが、設定・導入はかんたんですので是非頑張ってみてください。