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知らないでは済まされない!ブログ記事で著作権侵害しない文章や画像(漫画)の引用の仕方

著作権
Category:Webライティング

近年、ブログサービス・SNSサービス・まとめサービスなどで個人で情報発信する方が増えてきている一方で、「民放連が違法アップロード撲滅キャンペーン」を展開するなど無法地帯だったインターネット社会に徐々に法整備がされつつあります。

これを見ているあなたも、「これくらいいいだろう」といって、あまり著作権を考えずに文章や画像を引用して情報を発信していると、ある日突然、著作権侵害で訴訟されるかもしれません。

なので、この記事では曖昧な「引用」の範囲をできるだけ明確にしていこうかとかと思います。

ブログ記事で気をつけるべき著作物は4つ

カフェでノマドしながら記事を書くライター

著作権(ちょさくけん)はコピーライト(英語: copyright)とも呼ばれ、言語、音楽、絵画、建築、図形、映画、写真、コンピュータプログラムなどの表現形式によって自らの思想・感情を創作的に表現した著作物を排他的に支配する財産的な権利である。著作権は特許権や商標権にならぶ知的財産権の一つとして位置づけられている。

一言に著作権といっても難しくなるのでブログ記事で引用で利用するもので絞ると下記の4つが対象になるかと思います。

  • 文章(新聞や雑誌の記事、小説、他人のブログの文章など)
  • 音楽(音楽そのもの、MIDIファイル、楽譜、歌詞など)
  • 画像(他人が作成したCG、写真など)
  • 動画(テレビやDVDなどをエンコードしたもの、他人の作成したフラッシュなど)

これらも作成された時点で権利が発生し、権利を侵害すると民事・刑事上の請求ができます。なので、他人のブログ記事をそのままコピーコンテンツとして公開すると訴えられるので気を付けてください。

民事・刑事上の請求

民事上の請求は下記の請求が出来ます。

  • 侵害行為の差止請求
  • 損害賠償の請求
  • 不当利得の返還請求
  • 名誉回復などの措置の請求

刑事上の罰則としては「10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金、著作者人格権、実演家人格権の侵害などは、5年以下の懲役又は500万円以下の罰金」が課されます。

補足ですが、違法アップロードされている動画や画像をダウンロードするもの違法なので気を付けてください。

平成24年10月の著作権法改正により、私的使用目的であっても、無断でアップロードされていることを知っていて、かつダウンロードする著作物等が有償で提供・提示されていることを知っていた場合、そのサイトから自動公衆送信でデジタル録音・録画を行うと、2年以下の懲役若しくは200万円以下の罰金が科せられることになりました。

引用することで著作権を侵害せず記事内に文章や画像を使ってもいいんです

「グッジョブ!」週末のお父さん

ブログ記事に「引用」する形であれば著作権を侵害せず記事内に文章や画像を使ってもよいと法律でさだめられています。

引用の定義ですが

引用における注意事項
他人の著作物を自分の著作物の中に取り込む場合,すなわち引用を行う場合,一般的には,以下の事項に注意しなければなりません。
(1)他人の著作物を引用する必然性があること。
(2)かぎ括弧をつけるなど,自分の著作物と引用部分とが区別されていること。
(3)自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること(自分の著作物が主体)。
(4)出所の明示がなされていること。(第48条)

となっています。

簡単に説明すると、

  • ブログ記事内に引用を加えたほうが記事がわかりやすくなるならいいよ
  • 引用するときは他の人の文章や画像だとわかるような見た目と、どのサイトでアップされてるかわかるようにしてね
  • 記事の内容が引用ばかりでオリジナルの文章や画像が少ないとだめだよ

ということです。

なので引用する必要がないのにアクセスやバズを狙って著作物を引用することや、自分の著作物と引用の割合(主従関係)は8:2の割合で自分の著作物として成り立っていないと引用とは言えないので注意してください。

これはNG!著作権違反の具体例6つ

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  • 挿絵として画像を引用することはダメです。記事内で画像を引用すること必然でない限り著作権侵害の対象となるようです
  • 漫画の引用は、その漫画を引用することで批評・批判がわかりやすく表現出来る場合はOKです。ときどき、見かける漫画の各ページの画像をアップして、軽くコメントを付けている程度だと著作権侵害となります
  • 芸能人やスポーツ選手の掲載は「パブリシティ権の侵害」に当たる場合があるので注意が必要で、バズ目的やPV目的などで使用すると広告目的と認定される可能性があるようです
  • 書籍の内容を引用するのは先ほどの引用の定義に該当する範囲であればOKで、本の内容を要約するのは「翻案権」が発生するようですが、簡単に内容を紹介する程度では違法とされにくいそうです。目次に関しては、著作権が発生しないという見解が主流ですが、目次の複写を禁止している出版社もあるようなので引用の範囲で使用するのが望ましいです
  • 歌詞の掲載は一部を引用するのはOKですが、全てを掲載するのはダメです
  • 海外記事の翻訳は著作権の中に、翻訳権・翻案権というものがあり著作者の許諾なしに行うと、著作権の侵害になります。記事の内容が同じでも、表現している文章が自分なりの表現になっているのであれば翻案権の侵害にはなりません

おわりに

ブログ記事を書くといっても、知らず知らずのうちに著作権を侵害してしまっている可能性があるというのを、今回、まとめてみて改めて認識しました。

僕も、ネットを使って情報発信する一人として、これからも著作権を気にしながら記事を書いていこうと思いました。

参考

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